証取得支援
ISOをはじめとする民間認証の取得を支援します。
2000年ころの取引条件として流行った過去があります。そのころはISO9001とISO14001を主体に製造業者が所得の中心でした。しかし、最新のISOは現代の各種業務を対象としているので、サービス業や飲食業など幅広く利用可能です。
また、多くのセクター規格と呼ばれる。個別対象のISOも多く存在しています。
- ISO22000(食品衛生)
- ISO27001(情報セキュリティ)
- ISO45001(労働安全衛生、旧OHSAS18001)
- ISO13485(医療機器の品質管理システム)
ISO14971(医療機器―リスクマネジメントの医療機器への適用) - ISO22716(化粧品GMP)
皆様の業務に合わせて選択することが可能です。例えば食品を製造する工場であれば、ISO22000を取得するのですが、ISO以外にも「SQF22000」「FSSC22000」「HACCP」など様々な団体が構築した認証があります。
まずは、皆様の会社がどの認証規格が必要かを明確にする必要があります。そして、認証取得に向けて様々な決定をする必要があります。
- ISOチームの集合
- 責任者の選定
- 規格の理解
- 手順の構築
- 認証審査の準備
数多くの聞きなれない手順があります。しかし、言葉に惑わされずに、皆さんの通常業務と同じ視点で考えるとそれぞれの目的が見えてきます。日常業務は慣れているので、特に意識せずに複雑な工程をこなしていけます。朝起きて会社に行くまでも多くの判断や手順がありますが、これも習慣化された行動と、経験からの推測で実行されています。明日は雪がふとという天気であれば、電車が遅れる可能性がるから少々早めに家を出ようとか。春先であれば、不慣れな新入社員がいるから、社内の連絡がと滞る可能性がある。など、日々の習慣や経験から無意識に回避することもあります。
このように、ISOをはじめとする認証を取得することによって、聞きなれない手順を日常業務と同じように習慣化していく必要があります。聞いたことがない行為でも、何度も聞いているうちに抵抗感がなくなってくるので、最初からあきらめずに「そういうもんだ」と思って、とりあえずはじめてみることをお勧めいします。
格安でマニュアルだけを作る業者も多く存在ます。認証取得が目的であれば、その選択は間違えではありません。ただ、顧客満足度の向上や利益の増加を目的とするのであれば、自社を客観的に理解し、改善の計画を行い、必要であれば認証を取得することが必要になります。
以下のフローチャートのように、簡単な目標を設定して、順序良く、無駄なく進めることが最終的に無駄なく目的を達成できます。そして、マネジメントシステムを構築する前に、「ミニ監査」を実施しています。この工程で『組織の状態』を『客観的に知る』ことができます。ミニ監査は、単に現状を知るだけではなく、ISOの手順をスタートさせる内容です。既に、マネジメントシステムの構築に取り掛かっているといっても差し支えありません。
ミニ監査の受けるメリットは、以下のように認証を取ることを目的としていません。日々の業務を客観的に評価することによって業務改善につなげられます。
目的は利益を増やすこと
当社の業務は、皆様が本業に集中できるようにプロフェッショナルとしてサポートします。業務を改善し、効率的に作業を進めることは手段です。目的は、業務を効率的に改善することによって、企業の売上と利益を増やすことです。
そもそも業務が効率的に行えたとしても、利益につながらないのであれば、業務改善の意味はありません。業務を行う従業員が楽をするためではなくて、最終的に業務全体があ効率化できるようになることを考える必要があります。したがって、一連の業務を通して業務分析から改善計画を構築しなくてはなりません。
あくまでも業務改善をする当事者は皆さまです。当社は、その改善業務を客観性をもって支援していきます。
最後に、システムは完成することはありません。完成したときから陳腐化がはじまります。これは、ソフトベンダーが儲けるための仕組みではなく、刻々と変化する社会状況に合わる。もしくは、変化を先読みしてシステムを最適化する必要もあります。
ISOの取得も同様に、修得して終わってしまう残念なケースを見受けます。
そのようにならないよう、常に従業員の思考を改善につながるように教育訓練を行うことも同時に行わなくてはなりません。
コンサルティング費用
コンサルティングを受けるか、受けないにかかわらず、現場検査をお勧めします。
検査はご希望の部分に加えて、認証審査員としての視点や、2者監査 の視点など多方面から検査いたします。手順は認証審査と 同様なので、現場の実態を客観的に把握することができます。検査報告書として、好ましくない現状と対策のかたちで、事業所の改善ポイントを明確にします。
1日の検査費用は75,000円(交通・宿泊費別)で実施し、コンサルティング契約後は、契約費用から75,000円が値引きされます。
現場検査を行い、自社で解決が難しいと判断されたら、次のコンサルティングプランから、ご希望のメニューを選択していただけます。
例えば、認証コンサルを受ける前に「規格解説」を選択していただけます。また、コンサルティング中でも文書の作成で不安があれば文書作成支援をご依頼いただけます。
コンサルティング契約者には、内部監査員教育費用の割引があります。このコースは、申請すれば認証審査員補として登録が可能です。一定の審査経験を積むことにより認証審査員として活動することもできます。
ISO認証取得に関する目安は以下の表の通りですが、取り扱う品目や従業員規模によって変わります。
メニュー | 基本 | オプション | |||
ISO9001 ※1 | マニュアル提供 | 全12回の訪問コンサル | 全6回の文書作成支援 | 内部監査立ち合い | マネジメントレビュー立ち合い |
50万円(3~9カ月) | 10万円 | 5万円 | 5万円 | ||
内部監査員教育(3日間) | 規格解説(1日) | 模擬審査(1日) | |||
1名:25万円 認証書発行費用:3万円 | 1名:5万円 | 7.5万円 | |||
ISO14001 ※1 | マニュアル提供 | 全12回の訪問コンサル | 全6回の文書作成支援 | 内部監査立ち合い | マネジメントレビュー立ち合い |
75万円(6~12カ月) | 10万円 | 5万円 | 5万円 | ||
内部監査員教育(3日間) | 規格解説(1日) | 関連法令研修(1日) | |||
1名:25万円 認証書発行費用:3万円 | 1名:5万円 | 1名:10万円 | |||
模擬審査(1日) | |||||
10万円 | |||||
ISO9001/14001統合 ※1 | マニュアル提供 | 全18回の訪問コンサル | 全6回の文書作成支援 | 内部監査立ち合い | マネジメントレビュー立ち合い |
90万円 | 10万円 | 5万円 | 5万円 | ||
内部監査員教育(3日間) | 規格解説(1日) | 関連法令研修(1日) | |||
1名:25万円 認証書発行費用:3万円 | 1名:5万円 | 1名:10万円 | |||
ISO9001からの昇格(全12回訪問) | ISO14001からの昇格(全6回訪問) | 内部監査員の昇格教育(2日間) | |||
50万円 | 25万円 | 1名:20万円 | |||
模擬審査(2名/1日) | |||||
15万円 | |||||
HACCP ※2 | 一般衛生 全6回の訪問コンサルティング | HACCPプラン構築支援 全8回の訪問コンサル | 全6回の文書作成支援 | ||
15万円 | 30万円 | 10万円 |
※1 料金の目安は、20名以下のサービス業を想定しています。
※2 料金の目安は、10名以下の食品加工業(惣菜以外)を想定しています。