昨年夏、もの補助第15次にチャレンジするお客様の支援をしていました。当社の役割はシステム構成や骨子などのまとめや図表の作成を中心に作業し、申請書類はお客様が作成されていました。初回の申請時には「Gビズ」と「Gビズプライム」を間違えてしまったり、申請書類の入力にてまっどたりとバタバタしていました。
準備時間が少なかったこともあり、まとまりのない内容だという自覚は各自にありました。その不安通り第15次は「不採択」となってしまいました。しかし、不採択理由を聞きいた方からは「だいたい2・3回は出し直しますよ」と言われたそうです。従って、不採択理由を修正していけばいずれ採択につながるのではないかという希望と共に、もう1カ月ほどかけて各自修正に励みました。
そして、申請自体を忘れかけていた時にお客様から「採択されました!」というメッセージが来ました。再提出くらいで採択されるとは思っていなかったのですが、申請内容をISOの考え方で分析し直し、客観的なしてんで手段と目的を正しく分けたのが良かったのかもしれません。ストーリーの構築を客観的視点で行いました。
できることを主張するのではなく、やった結果どうなるか。
結果につながるプロセスを際立たせていきました。
採択が目的ではないので、これから着手する設計から実装が本番となります。システムの構築と並行して、ISMSの構築も実施するので当社としても今期の一大イベントとなります。
コンサルティングは久しぶりなので、教育用資料もメンテしておかないといけません。2022年版の審査は開始されているので、要求事項は明確ではあります。しかし、これを理解できるように伝えていくことは別の能力なので、頭のスイッチを切り替えていきたいと思います。